ミリ10th Act-3の備忘録

はじめに

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同僚プロデューサーの皆様こんにちは。そして福岡での2日間に渡るアイドルのプロデュース、大変お疲れさまでした。

自分は学生なので日程に余裕をもって行動ができましたが、社会人Pの方は九州遠征ということでさぞかし大変だっただろうと思います。本当にお疲れさまでした。

関東民の私からしてみれば、福岡なんてライブでもない限りめったに行かないし、そんな私を福岡まで連れてってくれちゃうミリオンのみんなって本当にすごいんだな。と思うと同時に、ミリオンのみんなと過ごす1年間がとても幸せに感じただけにもうすぐ終わってしまうのが寂しく感じました。

さて、このブログでは私が今回のAct-3で感じたことをいくつかの項目に分けて書いていきたいと思います。感想というのは人それぞれですので、あくまで私の独り言として気軽に見てもらえると助かります。

※この記事ではミリアニのネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。(さすがにいないと思うけど一応、ね?)

確かに""アニメ""コンセプトのライブだった

ミリオンとは言えあくまで765プロ

早速セトリについてですが、皆様さぞかし驚いたことでしょう。私も驚いていました。

まさかミリオンライブのライブでアニマスの楽曲たちが聞けるとは思ってもいませんでしたからね。

 

これに関しては賛否が分かれていますが私は部分的に賛成という立場を取りたいと思います。

確かに「10周年にもなって先輩の曲に依存しないといけないのか」や「私はミリオンライブのライブに来たのにこれではカラオケ大会となんら変わりないじゃないか」という意見も分からなくもないです。ただ、10周年を迎えたからこそ大事な先輩の曲を肩を並べて堂々と歌うことができたのではないでしょうか。少なくとも私はそう思っています。

大切な楽曲だからこそ

ただ、確かにセトリに満足いってるかというとそうでもありません。大体のは同じことを思っているかもしれませんが、2日間を通してセトリがあまり変わっていないんですよね。

これに関しては「遠征になるので片日しか行けないPに配慮した説」、「2日間演者が全く同じなのでそこまで詰め込むことができなかった」などいろいろな説がありますが、ライブ前に入場者特典で色々な憶測が飛び交っていて期待がされていただけに残念でしたね。正直な話をすると、2日目の「マリオネットの心」で大分萎えましたし、「SMOKY THRILL」もちょっと聞いていられませんでした。「ALRIGHT*」に関しては怒りに近いような感情すら湧いてきましたが、その後の「エージェント夜を往く」、「Next Life」の流れがあまりにもすさまじいものがあったのでかろうじて最後までライブを楽しむことができました。

学生の自分からするとこのライブに両日1万3000円をかけろと言われるとかなり厳しいものがあります。

奇策というのは1度のみだから通用するものです。変則ピッチャーも2巡目から簡単に捉えられていくように2度目では感動が薄れてしまうのはしょうがないことです。

私が先ほど挙げた曲たちはそれぞれのオリジナル歌唱メンバーたちにとってとても大事な曲です。それを連続でカバーして欲しくなかったというのが本音です。

あとは運営は「M@STERPIECE」を軽く扱いすぎではないかと最近思うようになりました。あのMOIW2023ですら大トリでしか歌唱されなかったマスピですが、アンコール後2日連続で披露しているのにも疑問に感じました。文字通り「最高傑作」の楽曲ですから、そんなにも多用する必要はなかったのではないかと思います。(まぁこれが本当に遠征民に配慮したセトリなら1番外せない楽曲だとは思いますが)

あくまで10thライブツアーというのは忘れないでほしい

このライブはAct-3とはいえど10thライブツアーであることには変わりないと思うのですが、アンコール後の「Crossing!」披露の流れはなぜ続けなかったのかというのはとても疑問ではあります。アニメでやっていないからでしょうか?

あくまでこれは10thライブのツアー公演であって、そこには一貫性が欲しかったというのが本音ですね。

39人がそこにはいたという証はそこに残してほしかった

39人でミリオンライブだから

これに関してはライブ前にNoteの方でまとめさせていただきました

note.com

要するに「声優はあくまでキャラを引き立てる要素の1つに過ぎず、声優がキャラそのものではない」ということですね。

お仕事の都合上、ライブに参加することが叶わなかった声優さんがいるのは百も承知ですが、最近アイマスが3.0 VISIONと銘打って推し出しているIP軸戦略というのはこういった声優さんの出演が難しいために出演が叶わないアイドルのためにあるべきだと私は思っています。

ミリアニの中で「ミリオンライブの始まりのライブ」として描かれていた「RAISE THE DREAM」ですが、結局は声優さんがライブに出演した22名のアイドルによるライブであったという事実はあまりにも残念でした。

ただ、アニメの劇中歌である「フェスタ・イルミネーション」や「チョー↑元気Show☆アイドルch@ng!」は声優さんが参加していないのにも関わらず披露されたのは嬉しかったです。まつりや亜利沙が存在したという証明には部分的になりますから。

それでもソロ曲が1部のキャラクターしか披露されなかったというのは、しょうがないところもあると思いますが、作中には描かれなかっただけで実際のミリアニの世界線では39人全員がソロ曲を披露していると思っています。今回が本当に原作を忠実に再現するライブだとしたら、ソロ曲はもう少しやるべきだったのではないかと思いました。

やっぱりミリオンスターズは39人というのはもっと強調して欲しいところではありました。

アニメ準拠というのはどこまでなのか

他コンテンツの話題を持ち出してしまって申し訳ないのですが、アニメ準拠のライブには、以前ラブライブの虹ヶ咲学園の3rdと5thに行ったことがあります。

現地にいらした方なら分かると思いますが、こちらのライブはMCというのが極力控えられており、代わりに幕間映像としてアニメの重要なシーンが流れたり、アニメの楽曲の歌唱中も後ろにはアニメ映像が流れていてまるで本当にアニメの追体験をしているようなライブでした。

そこまでしてくれとは言いませんが、楽曲披露中はアニメの映像を流してほしかったなというのは正直あります。それは先ほど言っていた出演が叶わなかった声優さんの担当アイドルのいた証にもなりますしね。

そういう意味では2人でToP!!!!!!!!!!!!!を披露したのはアニメを追体験しているようだったのでとてもよかったと思います。(強いて言うならSnow Whiteもやってほしかった)

 

源太Pのナレーションの件も少し難しかったですね。彼は本当にミリアニの功労者で、表舞台に出るべき人間というのは分かっているのですが、最初のナレーションの部分は原作を忠実に再現するなら琴葉にナレーションをさせるべきではないかと思っています。「このシアターは私たちにとって家族のようなもの」と琴葉が読み上げるシーンは作中でもかなり気に入っているシーンなので少し寂しかったです。

 

あと意見が分かれている演出で言えば2日目の「Sentimental Venus」でしょうか。アニメの演出(というか2ndライブの事故)を再現するような演出があり、それに対して賛否が分かれているようです。

賛成派の意見としては「作中でも大事なシーンを再現してくれた」、「みんなで合唱できて良かった」

反対派の意見としては「運営による事故を美談のように扱っていてとても寒気がした」、「故意的にあの状況を作り出すことに対して少し冷めてしまった」

というものがありますが、私はどちらかと言えば否定派です。

キャスト自身が合唱したかったという情報をどこかで聞いたのですが、わざわざあの事故を再現せずともみんなで歌うことはできたんじゃないかというのは思っています。

引退試合に体がボロボロになった選手が出てきて、守備側がわざと取らないふりして最終打席を記録上のヒットにするような感じの作り出された感満載の感動演出に少し冷めてしまったのは否めないですね。

まとめ

ここまでこのライブのあまりよくないと思うところをつらつらと書いていて気を悪くした方も多いと思いますが、なんだかんだでAct-4の発表は嬉しかったので終わり良ければすべて良しみたいな感じはあります。

ツアーファイナルのAct-4、2日目は全員参戦という事もあって期待がかなり膨らんでいるわけですが、今回の件もあるので過度に期待しすぎるのも良くないなという風に感じました。

ただ、横浜では39人誰一人もかけることなく全員が揃っているところを見たいというのが私の願いです。

それでは、皆さん来年横浜で会いましょう。お疲れさまでした。